アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】

「で、航さん
明日、いつ帰ってくるんですか?」


「あ、うん…夕方って言ってた…」


「先輩、駅まで航さん迎えに行かないんですか?
航さんが帰ってきたら2人でラブラブ…できるじゃないですか~」


ち、千夏ちゃん、目がへの字だし…ヤラシイよ…


「な、何言ってんのー
明日は、オープンの準備で忙しいから、迎えになんて行かれないわよぉ~」

そんな反論をしても、千夏の顔は緩みっぱなし


「いいですよぉ
先輩一人くらい早めにあがってもらったって、わかりませんから~
協力しますよっ

そうだ!
先輩、花嫁役なんだから、
体調整えるって理由で、早めに上がりましょううん、そうしましょう!」


ふふふっと、企んだような笑みを私に向け、
食べ終わった食器をキッチンへ運びに行った


「千夏ってばっ!勝手に決めちゃダメよ~」


いーのいーの、って、
キッチンから千夏の声が聞こえる


ホントは、嬉しいよ、ありがとう、千夏





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