アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】

ベッドからそっと起き上がり、
何も身体に着けてないため
ベッドの脇のテーブルに置いてあったバスタオルを見つけ、
身体に巻いてゆっくりと降りて、脱がされて下に落ちていた下着や服を拾い、バスルームへ向かった。


熱いシャワーを頭からかぶり、考える。
曇った鏡を手で拭うと自分の身体に付けられた赤いシルシが
身体のあちこちにあるのに気がついた…


「うそっ…」


背中を鏡に写してみても数えられないくらい…


どうしよう…


首筋の辺りは他の場所より紅い…


うわぁ…
バスルームの湯気で火照った顔が、またよけいに真っ赤になってしまった
早く帰ってファンデーションで隠さなきゃ!


ホントに
藤井くんの跡、たくさん付けられてしまった…


焦る気持ちと、自分を求めてくれた証拠が嬉しい女心とが入り交じって
なんだか、複雑な気持ちだった




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