近距離恋愛中




―――クイッ



「……っ!?」



キャー!!!と、女の子特有の黄色い声が教室中に響く。




瑠依くんが私の目の前まで来て、綺麗な指で私の顎をクイッと上げたから。





「ほら、莉奈。



俺と同じ班になりたいんだろ…?」




「ち、違う……もんっ」




噛んだから肯定したも当然で。





「言ってやったら離してやるよ。



『俺と同じ班がいい』ってな…?」




そう言って瑠依くんはニヤッと口角を上げた。



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