純情りぐれっと
意地悪な初恋
「うー・・・・」






そして、何日か経って、私は2年生になろうとしていた。




一年の後半なんて。一番印象に残るときに会っちゃったな。。。





今日はクラス発表の日だというのに





私は不運にも盛大に風邪をひいて熱を出して寝込んでいた。




「もー、頭痛い」




短く呟く。




ぼんやりした頭の中が気持ち悪い。





起き上がろうとすると、布団をよけた体が





じんわりと部屋の冷気を吸い取ったように感じた。


「・・・・。」




チカチカと点滅するケータイ。




着信は・・・・



「美咲」





石原美咲




私の大親友からだった。




「なしたのかな?・・・」




女バスのキャプテンで、責任感があって




毒舌だけど優しい彼女は私に何かとかまってくれていた。




神妙な面持ちでケータイの画面を開いた






「やっほー!詩羽、今日は風邪ひいて来れないとか
超さびしーわ。。。で!私から重大発表があります☆

なんと今年から私たち一緒のクラスなんです♪
他にはユイちゃん、大輝、千秋、奏がいるよーん。

明日は熱ひくといいね!
しっかり寝て休むんだぞ!!


追伸:愛しの相馬氏も一緒だよ(笑)
恋せよ乙女☆


美咲」













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