和田菜月物語
「そう言えば菜月、昨日希ちゃんに何言われたの?」

「えっ!?」

「えっ!?私変な事言った!?」

「いや…」

私は目を泳がせた。
未来は私の心情を悟ったのか微笑んだ。
そして私を見た。

「また今度ね」

私は笑顔で頷いた。

「ありがとう」

飛鳥は何もわかってないようだ。

「何の話だ?」

「まぁまぁ」

未来はニコニコしながら飛鳥に言った。
私はそれを見て笑った。

そして病院に着いた。
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