和田菜月物語
「そんな背中見てたら悲しくて…」

未来はやっぱり良い子だ。
純粋に良い子だった。

それから私と未来も別れた。

家に着くと日向が居た。

「お帰りー」

それだけ言ったあと

「おやすみー」

そう言って自分の部屋に行った。
日向は本当にマイペースだ。

私は
自分の携帯が光ってるのに気づいた。

「誰からだろう…?」

「宛先:和田菜月
 件名:ブラック
 本文:
 良い事を教えてやる。
 お前の未来は明るくなる」

「何これ…」

私はそのメールを無視した。

それから
メールは来なかった。

このブラックっていう人の
言ってる事が本当だなんて
思いもしなかった。


次の日

飛鳥も未来もいつもどうりだった。
それに私はホッとした。

教室に来ると教室がザワザワしていた。

「何だ何だ?」
「何かの儀式?」
「違うでしょ未来…」

私達は
その次の瞬間
目を疑った。

そして
中心に居る人にこう言われた

「初めまして。神崎です」

そう。
そこに居たのは
前田小太郎だった。

この時が
私の人生が変わった時でもあった。
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