和田菜月物語
「未来…」

私は未来を見てビックリした。

未来の顔は
かわいい顔が台無しになるくらい
目がパンパンに腫れていたからだ。

「どうかしたの!?」

私が未来に駆け寄って聞くと
未来がこっちを見て

「な、菜月…」

そして泣きだした。


それから
2分ぐらい泣き続けた未来は
やっと泣きやんだ。

「ごめんね…」

未来はそう言った。

「ううん。それより話って?」

そう言うと
未来はコクっと頷いた。

「それがね…」

未来が私達と別れた後に
色々な事を考えてたら帰るスピードが
遅くなってしまったらしい。
そんな時に畑山に出会ったらしい。

「あんたって中井の…?」

そう言った畑山の言葉に
未来は頷いた。

「あなたは誰?」

そう言うと
畑山は笑って自己紹介をした。
それからずっと話していた。

「あんたも雅木が好きなのか…」

畑山の言葉に疑問を持った未来。

「あんたもって?」

畑山は悲しい顔をして言った。

「実はな俺中井が好きなんだ」

「えっ?」

畑山はもっと悲しい顔になって

「でも中井は雅木が好きなんだ」

そう言った。
それからすぐ畑山と別れたらしい。

その時の
畑山の背中は悲しいんだと
未来に訴えてるようだったらしい。

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