和田菜月物語
飛鳥が屋上で話している頃。

私は1人廊下を歩いていた。
すると
後ろから雅木が来た。

「菜月!おい菜月!」

私は立ち止った。
すると
雅木はこっちまで走ってきた。

「何があったんだよ?」

私は
雅木の優しい声に泣いてしまった。

「雅木…」

私は
うずくまってしまった。

「な、泣くなよ!」

雅木は少し困っていた。

「ごっごめん…」



私と雅木は
中庭にあるベンチに座って話した

「相川がか…?」
「うん…」

私はすべてを話した。

「神崎と茶木が…」

雅木は少し戸惑っていた。

「ビックリでしょ…」

私はうつむいたまま言った。
すると雅木が

「1人で悩んでたのかよ」

「えっ…?」

雅木の顔を見たら
すっごく真剣な顔だった。

「これからは俺に言え!」

雅木は立ち上がった。

「いいな!」

「うん…。ありがとう」

そして午前の授業が終わった。

午後からは体育祭の練習だ。

そう
悪夢の始まりの体育祭…。

だが
希望の始まりでもあったんだ。


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