[B L]だからスキって言ったのに
「おまちどうさまです。」
「おー!この玉子のふかふか加減!たまんねーよなー!!あ、そーいや最近オレの部屋こねーな。たまには遊びに来いよ!!」
「あ、ハイ。近々おじゃまさせていただきます。」
じゃーなー、と言って先輩は行ってしまった。
手伝いが終わると、寮に天野と戻った。
あ、そーいや、
「天野、飯食ったのか?」
「…食ってない。」
は、なんだこいつ。
怒ってんの?
なにに?
俺なんかした?
「…じゃあ、ハイ。」
おれは、アルミホイルで包まれたサンドイッチを渡した。
どうせ渡そうと思っていたところだ。
ポン、と天野の手の上に置くと、天野は複雑そうな顔をした。
なんだ、いらなかったのか。
「いらないなら俺が食べる。」
そう言って取り返そうとすると、ひょい、とかわされてしまう。
「いる!!」
そう言って、バクバク食べ出した。
「あ、おい、ほっぺついてる。」
勢い良く食べたせいか、頬にはパンくずがついていた。
俺はそれをとって自分の口に運ぶ。
すると、天野は俺をまじまじと見つめた。
「なんだよ。」
「べつに!!」
なんだこいつ。