[B L]だからスキって言ったのに



「─────…あれぇ、小林君だ。


彼女できたって噂だったけどぉ、ホントにできたんだぁ。」




加藤センパイは、甘ったるい声で言った。



「ね、杏里チャン。小林君って、イイの?」




なにがだよ。



つか、なに聞いてんだよ。





「い、いいって、そんな…/////////」





「あれぇ、もしかして、まだだった?


────ふぅん、そっかぁ。」





そう言って、加藤センパイは、俺の腕に自分の腕を絡ませる。



「じゃあ、小林君。杏里チャンから奪っちゃおっかなー。」




香水のにおいがする。




くさい。







その甘ったるい香りに、クラクラした。





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