[B L]だからスキって言ったのに
(…天野んとこ、どーなってっかな…)
クレープなんて、できんのか?
そう思いながら、隣クラスを覗いてみた。
案の定、お客は3人。
はは、クレープが破滅的だったか。
「あ、小林!!
良いところにきた!
俺のクラス手伝ってくれ!!」
天野のクラスの男子が、俺にすがってくる。
「小林、料理得意だよな?
頼むよ!
このとーり!!」
手を合わせ、お祈りするように頭を下げた。
「…分かったから。ちょうど俺も暇してたし。」
「おおっ!
みんなー!!
救いの神が舞い降りたぞ!」
んな、大袈裟な。
俺は執事服のまま、厨房(キッチン)に入った。