俺様王子とキケンな契約!?



「何ここ……」


入ってみると、別世界。


店内は紫やピンクの怪しい光で溢れていた。


間接照明などで、店内は暗い感じ……



「これはこれはお姫様。ご予約承っております。こちらへどうぞ〜」



ボーと店内を見ていたとき、黒いジャケットに身を包んだ明らかチャラそうな男の人に手を引かれた。


ご、ご予約…!?



「ちょ、理沙っ!予約って何!?」



「昨日から予約しといたのっ!混むの予想出来てたしねぇ〜でも、まさかこんなに大反響だなんてねぇ〜」



ご予約ってコレ、文化祭だよね?


店内とか見ていると、本当のホストクラブなんじゃないかって思うほど。



「こちらへおかけください。」



連れてこられたのは、ガラスの壁などで個室になった様な空間。


す、すごい……


ってか、これ革のソファー!?


どこから調達してくるの!?



「姫、ご注文はどうされますか?」



いつの間にか、ホスト姿の男たちはあたしの両隣りに座っていた。



えと……みんな高校生だよね?



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