いちごみるくは君の味
「翔太…?」




「そう。雫ちゃん覚えててくれたんだね。」


私はあの日渡せなかった手紙を


勇気をだして差し出した。




翔太はそれを読むと




「雫ちゃんのこと俺も好きだった。今もね。忘れてないよ、ずっと。」



「ありがと…ふぇっっっ、ふぇええん。」



なんでだろ。



また泣いてる。



「キャンディあげるからもう泣かないで。」


あれ?

あの日とおなじだね。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop