こちら、なんでも屋でございます【2】
「待てっ!!そこの奴!!」
レインは方向転換をし、急いでソイツを追いかける。
しかし…
「あれ…?アイツは??」
そこにはもう、人っ子一人いなかった。
「クソッ…逃げられたか??」
その時
「ぐはっ!!」
何者かに首筋を殴られた。
遠のいていく意識の中レインはみた。
そいつの眼は……
自分と同じだった事を
「待ってたよ…」
その男は不気味な笑みを見せた。
―――綺羅……たすけ、………て