『華國ノ史』
 一般教養の授業は年齢別であった為、

 最年少のセブンはマンツーマンで授業を受けていた。

 
 午後には皆に合流し魔法の基礎知識を学ぶ。

 担当講師はテチと言った。

 
 見た目だけは眼鏡を掛けた真面目そうな人物であったが。


 ~テチの授業~

テチ
「はいっ皆さんこんにちわー

 君達みたいな個性の強い生徒は先生初めてです。

 よろしくー」

五人
「宜しくお願いしまーす」

テチ
「んんん?元気がないね?

 みんな宜しくーーーー!」

セブン
「宜しくお願いしっまーーす!」

テチ
「セブン君は元気だねー!

 では第一回目のお題はーこちらっ!どん!

 魔法使いのランクについてでーす!

 パフパフー」

カトリ
「講師の交代を希望します」

テチ
「はいっ下からー
 
 今の君達のランクである魔法使い見習い、
 
 次が初級魔法使い、中級そして上級魔法使い。
 
 さらに魔術師、その上が魔導師!
 
 さらにさらにその上が大魔法使いですねー

 では例外はー?」

クロネ「賢者様?」

テチ
「ザッツライト!
 
 そもそも賢者は知識が豊富な人に与えられる名誉称号ですね。

 もちのロンで魔法のレベルも大したモンですけどー!
 
 大体賢者は魔導師と同レベルとされています。

 
 大賢者もいますが魔導師以上は明確な判断基準が無いので結構曖昧でーす!
 
 
 他にも専門系として死霊使い、精霊使い、召喚士、ヒーラー等々。
 
 
 資格がいっぱい!

 向き不向きがあるけど資格をとって転職の潰しが効くように頑張ろうー!」


セブン「おー!」

テチャ
「んんんん?

 元気がないねー?頑張ろうー!」

セブン
「うおおおおお!」

カトリ
「講師の交代を要求します」

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