LOVE×罰ゲーム【短篇】
「なー、いい加減顔上げろよ」
だって、人生初のキスなんだもん…っ!
「あ、あと俺罰ゲームのこと、知ってたから」
「……は?」
「光達がゲームしてるの、立ち聞きしたー」
「はぁっ!?」
勢い良く顔をあげたものの、宙斗の顔が近くて、また俯く。
「最初はたまたま通っただけだったんだけど、光の声が聞こえてさぁ。だから立ち聞きした」
「はい……?」
ちょっと待って……。
意味わかんない!