flowergirls library Ⅱ
「おぉ。なんと美しい・・・・。そち、我の后として迎えよう」
「いやだけど」
「・・・・貴様!」
「まぁ、そう怒るな。仕方あるまい。何故、嫌なのだ?」
「私は后になるために来たんじゃない。村を明け渡すのを阻止するため。そのためにここに来た」
帝は唖然としていた。
その他の人達も。
そりゃそうだ。
一番偉い人の妻になれる。
女性だったら喜ぶだろう。
が、しかし、
僕は男ですので。
全然嬉しくありません。