flowergirls library Ⅱ
「・・・・全てが戻る時、だな?」
「ご名答。全て、夢物語、幻、僕の狂言。て、感じで終わらそうと思ってたんだけどね」
僕は肩を落とした。
「てか、皆の記憶を書き換えたはずなのに、何で紫苑は覚えてんの?」
紫苑は、
「秘密だバーカ」
と、言って、笑った。
まぁ、僕が記憶を書き換える時に、別の方法で記憶を保存したか、
あるいは・・・・。
いや、それはないな。
なんて考えながら、部屋を片付けた。