二番目の女。

救世主







誰でもよかった



ううううん、もしかしたら助けてくれるかもって思ったんだ



タクシーから降りて10分後



「ごめん、待った?」


その声が聞こえて振り向くと


『――大丈夫』



涙が、零れ落ちた










< 158 / 179 >

この作品をシェア

pagetop