二番目の女。


部屋からもれる


男女の甘い声




「…胡桃、俺、結構お前の事好きだわ」

繋がってる時に耳元でささやかれた


『…修平さん』


彩海…ごめん


私、


『私も好きですよ』


修平さんの事、好きだ




修平さんはニヤッと笑ってからまた上下に激しく揺れた


そして、同時に果てた




――結局、彩海は帰ってこなかった
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