二番目の女。
…でも


『大丈夫だって!修平さんに限ってそんなこと、ないよ…』


泣きそうになる彩海に笑いかける




「そう、だよね!」


『うん 自信もってよー』


「ははっ、うん!」

笑う彩海はやっぱり可愛い



彩海と修平さんをくっつけるのは、すっごく辛いけど

ここで彩海と修平さんが別れてしまったら


…私の目の前にも、もう彼は表れない気がするから





彩海と話してる時、私の携帯が揺れる


「メールきてるよー」

そういわれて差出人を見た


『っ…あ、ありがと』



彩海には見えないよう、携帯を開いた


「何々?彼氏ー?」

そんな茶化しに

『違うよ』とだけ言ってメールを見た



『―っ…ちょっと、といれ!』

画面を見てからいきなりトイレに行く私は


いくらなんでも不自然だったかもしれない…、
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