スレイブプリンセス

兵士さん…アダムと呼ばれる彼はラスフォールの言葉を無視し、ベッドの上に座る私に近づいてくる。

「あ…兵士さん…?…アダムさん…?」

彼の名前を呼ぶと彼は微笑み頷いた。

「アダムでいい。」

そう彼が優しく私に言うと、それにラスフォールが反応した。

「やはり、アダムなのか?!しかし、なぜお前がここにいる?!」

しかし、アダムは無視をする。

「お、おい!聞いているのか?!なぜ、伝説の存在であるアダムがここにいるんだ?!お前たちは眠っていたんじゃないのか?」

「伝説の存在?あなたが?」

そう私が言うと彼は苦笑した。

「人からはそう呼ばれてるみたいだがな…。そしてイヴお前も…。「イヴだと?!そうか、だからお前はアダムと同じ髪色を持つんだな。」

アダムの言葉の続きはラスフォールが口を挟んだせいで聞こえなかった。

イヴって誰なの…?

私は…サン…。

ううん、それはつけてもらった名前…。

私はイヴ…なの?




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