スレイブプリンセス

その時、またラスフォールが口を挟んだ。

「おい、お前ら。俺がいること忘れてないか?」

「……」

本当は正直忘れていた…。

アダムとの会話に集中してたから…。

そんな彼も何も答えなかった。

「まぁ、いい。この女が”イヴ”と分かった以上、もう手放すわけにはいかない。」

私はその言葉に目を見開く。

”イヴ”は私…

だけど思い出せない…

”イヴ”は何者なの?

「そして、アダム。お前もだ。お前ら二人が揃えば俺はこの国の王にだってなれるはずだ!」

「…なぜ、”イヴ”と"アダム"がいるから王になれるの?」

気になっていたことを恐る恐る聞いてみる。



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