闇に咲き誇る桜





夜「ふー。


少し鈍くなりましたか。



沖田さん、もういいですよ。

すいません。

起こしてしまいましたね。」




沖田さんにそう声をかけると蔵の影から出て来た。




沖「気づいていましたか・・・。

大丈夫ですよ。



それよりも、素晴らしい剣捌きでしたね!



今から朝稽古が始まるので、着替えて道場へ来て下さい。」


着替え・・・。


ああ、着流しだからか・・・。

別にこのままでもいいんだが・・・。



夜「わかりました。」


部屋に戻って着替え、道場に向った。





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