闇に咲き誇る桜





少しめんどくささを感じながらあたりを見渡すと隊士たちは屍と化していた。

何とか立って、場所を開けてくれる。




・・・なんか・・・・すいません。


二人にこってり絞られ、動くのも大変であろう隊士の方たちに感謝した。




少し来るんじゃなかったと後悔していると、俺の後ろから土方と近藤さんがやってきた。



土方「おはよう。


おぉ、なんだお前ら試合すんのか?

ならとっとと始めろ。」



近藤「みんなおはよう。


三人とも頑張れよ。」



沖田さんは張り切っちゃてるし、土方も近藤さんもいるから逃げられない。




仕方なくあきらめて近くの壁に刀を立てかけ、部屋から持ってきた木刀を二、三度振り沖田の前に立った。



沖「一君、審判をお願いします。」



斎「あぁ。 わかった。」




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