闇に咲き誇る桜






芹「いやなに、季節外れの“夜桜”を昨夜見損ねたからな。

わざわざ見に来たのさ。」


そういいながらこちらをじっと見ている。


視線が痛い。




これは確実にばれている。

“夜桜”の存在とその正体も。



だが、その他の奴らが意味を理解していなくて助かった。





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