闇に咲き誇る桜





大名級のこの屋敷も今日で見納めだな。


夜「姫。  “夜桜”です。 失礼いたします。」


姫「入れ。」


ススー     パタン



夜「遅れて申しわけありません。」


姫「いや、かまわぬ。

  此度の仕事だが・・・夜「姫。」


姫「・・・なんだ?」


フッ   眉間にしわを寄せて・・・

どんな話をしようとしているのか、気づいたのか・・・?




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