闇に咲き誇る桜





山「なぜそう思ったのですか?」



とは思うものの、やっぱ俺も気になる。



近「そうだなぁ・・・。

一見、いつも笑みをたたえて物腰が柔らかく見えるが、必ず俺たちと一線を引いている。




それに彼は・・・、多分人も怖いんだろう。


目は笑ってないし、拒絶しているようにも見える。




だからだろうな。

なんかほっとけなくなったよ。」



すげーな、近藤さんは。



そこまで見抜けなかった俺もまだまだだな。





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