太陽と月


勢い良くそう問いかけた私を見て、コーヒーを飲みながら、近くの壁に背中を預けた星野支配人

恐ろしく長い足を組んで、不敵な笑みを浮かべている




わぁ...なんかのCMみたい・・・

早起きは三文の徳って、本当にあるんだなぁ




その姿を見てバカみたいに口を開けていると、おもむろに星野支配人がマグカップを私に差し出す

目の前でユラユラとマグカップの上で湯気が躍る




「――え? え?」

「早起きした、ご褒美」




オロオロする私にコーヒーを飲みながら、もう一つのマグカップを差し出す星野支配人

その言葉に頬が一気に緩んで、勢いよくマグカップを受け取った




「ごちそう様です!」

「それが終わったら、ガーデンの水やりと外の掃除を教える」

「はい!!」




力強く頷いた私を横目に微笑みながら、再びコーヒーを口に運ぶ星野支配人




うん。とってもいい人だ

< 24 / 353 >

この作品をシェア

pagetop