オフィスラヴ-鬼上司の対処方法ー

勇生sideー

全くこのアホ綾部…


調子に乗って飲みやがってーーー・・・



俺は酔いつぶれ眠ってしまった綾部をそのまま部屋に持ち帰るしかなかった。



「重い…」


身体はちぃちゃいくて体重も軽そうな気がしたけど。


眠った綾部は錘のように重く、俺の背中に圧し掛かった。



親父は不在か…



俺は綾部をおんぶしながら…辛うじて家路に着いた。



「さぁーコイツをどうしよう!?」


俺は綾部の眠りを妨げないように応接のソファーにゆっくりと下ろす。



その拍子に綾部の膝上のフレアースカートが捲れ上がり、ストッキング越しの太腿が露わになる。



今まで意識してなかったのに、急激に綾部を女として意識し始めて、カァーと身体が熱くなった。

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