オフィスラヴ-鬼上司の対処方法ー
俺は捲れたスカートを直し、自室に行ってタオルケットを取って来た。



そして、彼女の身体の上に被せる。



頭の螺子も緩そうだけど…カラダの螺子も緩そうだな。


男の前で酔いつぶれるまで飲むなんて、ヤラれたって自分にも非がないとは言えねぇぞ。


朝起きたら、説教しないと。



「・・・」



元々俺の頭の中は不埒なコトで一杯、グックリと眠る綾部の柔らかそうなドーリーヘアの髪に指を絡める。



「んんっ・・・」


綾部は拒絶するように可愛い声で唸り、寝返りを打つ。



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