オフィスラヴ-鬼上司の対処方法ー
「深い事情って…何だ?綾部」


「あ、あの…その…」


私は部長の気圧に押されて上手く喋れなくなった。


言葉を失った私は曇り硝子の壁に背中をくっつける。


目の前には部長の端正な顔と長身の出で立ち。


ゲームで有りがちなシーン『壁ドン』きたぁーーーーーっ!!


「お前の言い方だと…俺とお前は何かあった言い方じゃないか…お前の泥酔でどんだけ…俺に迷惑被っていると思ってる?」



「・・・」



< 47 / 118 >

この作品をシェア

pagetop