ずっと、あなた。

手越side

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地元に向かう飛行機の中
外の景色は晴れていて
とても綺麗だった


電話越しの
美鈴の声が蘇る


「…気を付けて」


あの時あいつは泣いていた


俺は美鈴のことを
泣かせることしか出来ない


同時に数年前のことを思い出す



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