おひとり様の私が恋!?



  ボーイは私達に案内をすると―――

「こちらで、お掛けになってお待ちください。ナンバー1ホスト呼んできますので。」

  指名されたホストを呼びに席を離れて行った。

それを見届けると私達は、ふかふかのソファーに座った。

すると真田さんが今か今かと待ち構えていたようにソワソワしだした。

「早く来ないかなぁ~♪」

あはは‥。ソワソワしすぎだよ、真田さん。


真田さんの我慢出来ない様子に呆れていると――――



コツン―‥


コツン―‥


「はじめまして、樺碕真那斗(かざき まなと)です。ご指名ありがとうございます。」


うわぁー‥すごい人来たな、これは。色気半端ない‥是非隣に来ないでください。


スラリとした細身にサラサラの薄い茶髪。切れ長な瞳、スッとした鼻筋、色白で綺麗な肌が黒いワイシャツのはだけた胸元からチラリと見えていた。

本当に男?ナンバー1ホストって、こんなに色気あるもんなの?


信じられない色気を放つ、この男を凝視していると真田さんの隣に座った彼に横目で見られた。

  「な、なに‥?」

   じーっと上から下まで見た彼は、私の顔を見てフッと鼻で笑った。


 なっ‥!鼻で笑った!?ムカつく!

  そんな彼に気付かない真田さんはー‥


「きゃー!やだ、真那斗さん♪可愛いだなんて、照れちゃいますぅ~!」


彼にもたれかかって、頬を赤らめながらキャッキャッとはしゃいでいた。


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