Street Ball
俺の叫びは虚しく響き、カットされたボールは一度3Pラインを超え、ワンパスでゴール下へ回された。


2対0


「テメェ、人の服引っ張りやがって!」


詰め寄る俺を何事も無かったように交わし、もう一度ディフェンスに付く相手。


「笛なんて鳴ってねぇだろ?」


俺のミスを責めるような視線が、卓と翔から注がれる。


ふざけんな!これは俺のミスじゃねぇ!


「テメェ、相手がガキだと思って舐めてんのか?」


ディフェンスの前傾姿勢だった相手の胸ぐらを掴むと、DJブースからファールの笛が鳴り響いた…。
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