顔をあげて
彼はカットバンのゴミをポケットにしまいながら顔をそらして、
「この前、礼羅ちゃんをここで見たときから気になってて、友達に聞いてまわったんだ。名前みつけんの大変だった。礼羅ちゃんの学校にも見に行った事あるし、帰り道何度かすれ違った事もあるんだぜ。」
一樹は今日会えたのは運命かなって顔真っ赤にして笑った。でも急に真剣な顔で、
「礼羅ちゃんの目は昔の俺の目と似てる。綺麗な顔してるのに下ばかりむいてちゃもったいないょ。」
「この前、礼羅ちゃんをここで見たときから気になってて、友達に聞いてまわったんだ。名前みつけんの大変だった。礼羅ちゃんの学校にも見に行った事あるし、帰り道何度かすれ違った事もあるんだぜ。」
一樹は今日会えたのは運命かなって顔真っ赤にして笑った。でも急に真剣な顔で、
「礼羅ちゃんの目は昔の俺の目と似てる。綺麗な顔してるのに下ばかりむいてちゃもったいないょ。」