顔をあげて

家族

激しい頭痛で目が覚めた私は病院のベットの上で点滴をうたれながら横になってた。

『私倒れたんだ…』
横から、
「礼羅!!大丈夫?」

「お母さん…」

横で私の手を握りしめて涙をながしていた。

「礼羅…ごめんねごめんね、お母さん何も気づいてあげられなくて。」

お母さんの手は震えていた。
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