顔をあげて
「こんなに痩せて、大事な髪のけだって…お母さん何も気づいてあげれなかった。」

「一樹君ってこから話しを聞いたの。礼羅が苦しんでる事も。」


一樹っ!?

私ガバッと起き上がり周りを見渡した。そんな私をみてお母さんは

「一樹君は新聞配達があるからって行ったわ。あのこギリギリまで礼羅のそばにいたのよ。」


…一樹。。

「礼羅、お母さんね…」

とお母さんが何か言い出そうとしたけど、
「お母さん、ごめんなさい。」

お母さんはびっくりしてたみたいだけど、私は続けた。
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