虹恋
「あっ、お前もしかして雪村⁈」

「えっ?そーだけど…」

眼鏡をかけるのとかけないのとでわ

こんなに違うものなのか…

俺は雪村を見つめていた

「あっ、あのぉ…」

雪村の声で我に帰る

「…へっ?」

すると雪村は

「これさ、野々宮くんのじゃない?」

そー言って俺が探していた

大切なキーホルダーを見せた

「あっ!これっ…どこに落ちてた?」

「教室の前の廊下」

「よかったぁ~!マジさんきゅっ」

お礼を言った

すると雪村が

「それはいいけど、野々宮くん
ここケガしてるよ?」

「あー、大丈夫大丈夫!ただ切っただけだよ。」

俺は笑いながら答えた

「ダメだよ!せめてばんそうこうくらいは…」

そう言って雪村はカバンの中から

ばんそうこうを取り出した

それを傷口に貼ってくれた



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