夕焼けの彼方
それはアタシの声よりはほんの少しくらい高い...声優に例えると、平〇綾さん?
そこらへんに似ていた。
てゆーか、ただ単に願望かも。"ああ、こいつの声は平〇綾さんっぽかったらいーなー"みたいな、作者の浅はかな願いかも。うんそうだ、絶対に。
とにかく、その声はアタシのものでも、ましてや羽矢先輩の声でもなかった。
…と、以上思考終了まで0.8秒。
あッ!っとアタシが理解すると同時に、声の主は部屋へと踏み入ってきた。
「ヤッホー♪仕事は順調かい?」