最低男との結婚
「優奈・・?」


「何でもない・・・
ちょっと出かけてくる・・」


「お、おい?」



分かってる。

私と大輔の気持ちが同じじゃないくらい。



結婚だって・・・


私が大輔と離れたくないっていう
ワガママきいてくれただけだって事も、


・・・・分かってる。


でも、少しは

好きでいてくれるから

結婚してくれたのかなって、

そんな僅かな期待すら

簡単に打ち砕かれて・・・




幸せよりも、


つらさが上回って


自分で、どう立ち上がればいいのか分からない。

< 115 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop