最低男との結婚
けれど・・・・


「お姉さん、何してんの?
待ち合わせ?」


石段に座ってる私が
変な男に声をかけられる事もあり・・


そんな時、



「そいつ俺のなんだけど
ケンカ売ってんのか?」


そう言いながら
私の所に来てくれる大輔を見るのが

好きで・・・


「ったく、お前
何してんだよ?」


そう私に怒る大輔を見るのは

もっと好きで・・・


怒られてるのに
ニヤけてしまってる私を

大輔は、また


「もう、お前
そこ座るな。
中にいろ」


と、無理矢理
大輔の隣に連れて行かれてしまうと


やっぱり、

愛されてるのかなと・・・・

自惚れて、またうれしくなる私は


まだまだ、これから先
もっと、大輔に振り回されていくのだろう。

けれど、

そういう結婚生活も
悪くないかもしれない。


最低男との結婚。


案外、いいかも・・・?


   END









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