【短】《ヴァンパイア番外編》 いつでもどこでも危険です
恥、恥ずかしい………!!お菓子のクリーム口に付けてたなんて、全く気がつかなかった……!!


月模の指摘に急いで片手を口にやろうとした私。


でも先に、月模の手の方がやって来た。


「ここ」


「!月……//////」


「「「キャーーーーッ!!」」」


月模が私の口に付いていたらしいクリームを指で拭った途端、甲高い悲鳴を上げる女の子達。


女裕と笑奈と加納君はニヤニヤし、五十嵐君はテレて顔を覆っていた。


――――あの月模との同居が終わって、新学期が始まってから―――…私と月模は、つき合い始めた事を皆に話した。
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