冷徹ドクターに甘やかされてます







「すみません、折り紙ください」



「あらともくん。折り紙ね、はい200円」



「はい」



そんな日の午後、僕は折り紙を買いに病院一階の売店へとやって来ていた。



病院での毎日は、友達が沢山いるから楽しいけど時々暇になるときもある。

そんな時にと陸ちゃんが教えてくれたのが折り紙。黙々と何かを作るのが僕には合っていたようで、今ではこうして自分で折り紙を買っては色んなものを折っている



(今日は何を作ろうかな…)



そう小児科病棟へ戻ろうと病院の廊下を歩いていると



「……」



「あっ」



そこにいたのは、同じく入院患者の男の子…高校生の久志くん。

いつもと違うのは、その服は私服で松葉杖をつきながらも手には大きめの鞄を持っている



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