冷徹ドクターに甘やかされてます
「先生おはよう!飴いる?」
「やっぱりお前か…子供たちにアレコレやるなって言ったろ」
「ただのフルーツキャンディだもん」
「それでもダメな奴はダメなんだって。ほら、成分表見せてみろ」
そう呆れたように言っては、その手は私の手から飴の袋を奪う。
「果汁、砂糖…まぁこれなら大丈夫だな」
「ほら言ったじゃん!」
「けど何があるかわからないから、そういうのは勝手にやらない。わかったか?」
「…はーい」
袋を返しながら叱る先生に、私はしゅんと肩を落とした。