冷徹ドクターに甘やかされてます





『陸!!』

『春田どうしたの!?何事!?』

『っ…崎山!子供たち頼む!!』

『へ!?え!?ちょっと春田!?』





あの春田先生が

そんな、余裕なく

躊躇いなく抱き上げてくれた?



ほら、また

こうやって優しくするから





『大切な存在だってこと』





あなたにとってもそうであれたらいいのに、って

欲が出る

期待する





「…りくちゃーん、」



「…?」



すると呼ばれた名前にドアの方をみれば、小さく開いたままのドアの隙間から顔を覗かせるのは先ほど喧嘩をしていた健太くんと拓也くん。

二人は申し訳なさそうな顔でこちらの様子を伺う



< 60 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop