冷徹ドクターに甘やかされてます
「そうなの?ご飯はちゃんと食べてる?」
「ううん、あんまり…ゲホッ、ゴホッ」
明らかに悪化している咳に、他の子供たちからの言葉。それらにますます不安は込み上げる
「灯、とりあえず横になって…」
「うん…ゲホッ、ゴホッ!ゴホッ!」
その不安は確実なものとなり、咳は激しさを増し灯は苦しそうに肩で息をする
「灯…?」
「ごめ…だいじょ、ぶ…ゴホッ!!ゲホゲホッ…っ、」
「灯!!」
噴き出す汗にぐっと抑える胸元
それらに思いつくのは、いつかと同じ姿
(まさか…発作!?)