SUMMER SCHOOL!!



手をつないでる時も


それなりに近い距離にいたけど


今もそれと同じかそれ以上に




……………近いっっ!!!!!






微かに触れる肩に意識が集中して


うまきはなせなくなってきた……




「どした?気分悪いか?」



「へっ!?」



うまくはなせなくて

俯いていたら

心配した声が聞こえて

バッと顔を上げた。




「お前、顔赤いけど 熱中症か?」



これは、武下くんのか、肩がぁあぁっ


触れてるからです!!!!





なんて、いえず

黙っていると


「大丈夫かよ」


って、心配そうな声とともに


武下くんの顔が近づいてきた。






え、え、えええぇええっ!!!?




< 94 / 156 >

この作品をシェア

pagetop