夏色の約束。~きみと生きた日々~
「今日はびっくりさせちゃったよね。胸が、急に苦しくなっちゃって。ごめんね、なっちゃん……」
よっぽど疲れてるのか、それともまだ胸が苦しいのか。
あおちゃんの声は、今にも消えてしまいそうなくらい弱々しかった。
「あお、ちゃ……」
「なっちゃん、泣かないで……」
「……や、だぁ……」
「大丈夫。俺、このくらいの発作じゃ死なないよ。なっちゃんと一緒にいられるように、もっと頑張るからね……」
胸が、心が、全身が。
張り裂けるように痛い。
あおちゃんのその言葉に、なつは何度も首を横に振った。