おっぱぶ☆

「・・一緒に・・
一緒に飲んで遊んでただけです。」
総太が言う。

譲二はそれを聞くと、
あたしらをジロッと見る。


頭から、つま先まで。


ホストとヤッていなかったかどうか、
見極めるようにじっくりと。




「マナ、シュン、
お前らは今すぐ部屋に戻れ」

あたしとマナはただ頷き、
逃げるようにホストの部屋を去った。


部屋に戻る間
もう誰にも会わなかった。


賑わっていたパブも、もう真っ暗だ。


ずいぶん長いこと
総太たちと居たことにやっと気づいた。


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